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注意書き

TVCMを見ていて「なぜそんな注意書きを書かなくちゃイケナイの??」と思うことがある。
何年前だったかPL(Products Liability)法が制定されてから、「そんなことまで書かなくちゃイカンのか?」と思うようなほんの些細なこと、考えなくてもわかりそうな常識的なことがいろいろな製品に「注意書き」として書かれるようになったのだけれど、なぜそんなことまで書かなきゃイケナイのか??
日本はアメリカほどちょっとしたことで訴訟をおこすような愚かな国民は少ないんだけれど、訴訟王国アメリカじゃ一度訴えられて負けるとン千万、ン億の賠償金をはらわなきゃならないから「消費者保護」ではなくある意味企業(製造者)を守るための法律でもあるワケだね。

でもさぁ・・・「考えりゃわかるだろ!!」とツッコミたくなる「注意」が多いワケよ。
某キャットフードのCMで金のチャチホコを齧ってるネコが映ると「これはCMの演出ですので、ネコちゃんにはマネさせないで下さい。」と小さな文字で注意が表示される。同じ会社のドッグフードのCMでは博物館の恐竜の骨を齧る犬が映り、同じように「これはCMの演出で・・・」と表示される。
この表示がないと「あの会社のCMでやってたじゃないの、どうしてうちの犬がやっちゃイケナイのよ!」となるワケだ。
でもさぁ・・・常識で考えていいことか悪いことか、普通はわかるよね?? ところが最近はわからない人が増えてるんだってさ。コワイねぇ~~。
カップラーメンのフタにも「そんなこともわからないの人がいるの?」と思うことが書いてあるんだけど、実際わからない(知らない)人が増えてるんだってさ。・・・やれやれ。

親が教える(しつける)常識と学校で学ぶ常識ってあると思うんだけど、「常識」って学校ではおしえてくれないものが多いよね。小さなころからの親のしつけ・親に叱られることで身につく「常識」があるんじゃないかなぁ?

「そんな子に育てた覚えはない!」ってよく言うけど、「育てたように育つ」のが子供なワケで、「この子はキレやすいです。」なんて注意書き(レッテル)を子供につけなきゃならないような世の中にならなきゃいいけど・・・。
by HSOJ | 2006-04-06 22:12 | Diary

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